使用している糸について

使用している糸について
当社では長年ビニモという名称の皮革皮革用ミシン糸(ポリエステル)を使用しています。
いろいろな太さや色を使用していた時代もあるそうですが、現在は
ベージュ1色、そして太さも20番手という太さのみを使用しています。

製造元の会社(永井撚糸株式会社さん)のホームページから抜粋しましたが
「絹の風合い」「抜群の強度」「目飛びや糸切れが起こりにくい」
「長期間の保管による変質(黄変等)がない」など特徴があるそうです。

当社では縫い終わると短めに糸を切り、切った先をほんの一瞬ライターで
あぶります。そうすることで、糸の先が丸まりほつれ防止になるからです。
糸を引っ張ると解けてしまうことがあるので、決して引っ張らないように
してください。
糸処理の方法には諸説あり、古くからの職人さんは糸を焼かない方がいいと
考える方もいらっしゃるようです。

※写真の解説
右上の写真のように縫い終わった糸を短く切り(写真表現のため少し長めに切りました)
左下のようにライターの火をサッと近づけると、右下のように糸処理ができます。